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日替わり知恵袋

Holmegaardのペンダントライトは、厚みのあるガラスから光がやわらかく広がるのが魅力。テーブルからは60〜70cmほどが、ちょうどよいバランスです。

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Accessories
その国の文化や風土が息づくからこそ、色も形も違う。暮らしを彩る小物を探してみませんか。
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Flower vase
少し不揃いで、味のある花瓶たちを集めました。そこにあるだけでちょっと気分が整う。そんな花瓶はいかがでしょうか。
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Tableware
朝ごはんのパンも、ちょっと特別に見えてくる。お気に入りの器があるだけで、なんでもない食卓がすこし豊かに。
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Lighting
夜の部屋にそっと灯りをともすと、なんだか気持ちが落ち着く。灯りの下で音楽を聴くのも、本を読むのも良いですね。
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暮らしそのものを大切にするShakerの人々、そして生まれた道具たち

暮らしそのものを大切にするShakerの人々、そして生まれた道具たち

 アメリカの家具史の中で、特別な存在として語られるのがShakers(シェーカー教徒)の人々が作った家具だ。
  シェーカー教徒は、キリスト教を基盤とした宗教共同体。
正式には、Shakers(キリスト再臨を信じる信徒の共同体)と呼ばれている。18世紀のイギリスで生まれ、のちにアメリカへ渡り、各地に共同体を作って暮らしていた。
  彼らの信仰にはいくつか特徴的な考え方がある。
その一つが共同生活。
財産は個人で持たず、すべてを共同体で分かち合いながら暮らしていた。また、当時としては珍しく、男女が平等であることも大切にされていた。仕事や役割も男女で分かれながら、互いに対等な存在として生活していたと言われている。
そしてもう一つの特徴が、独身主義。
結婚をせず、信仰と共同体の生活に身を捧げるという考え方だった。
そんな暮らしの中で大切にされていたのが、日々の労働。
シェーカー教徒にとって働くことは、ただの作業ではなく、神への祈りのようなものだったと言われている。農業や木工、手工芸などさまざまな仕事を行い、暮らしに必要なものの多くを自分たちの手で作っていた。
  彼らの生活の中心にあったのは、「質素で誠実な暮らし」という考え方。
華美な装飾や贅沢を好まず、日々の労働を大切にする。そうした暮らしの中で生まれた道具には、いくつか共通した特徴がある。装飾はほとんどなく、形はとてもシンプル。使いやすく、丈夫で、長く使えるよう丁寧に作られている。こうして生まれた家具は、後に「シェーカー家具」と呼ばれ、現代のミニマルデザインにも通じる美しさを持つものとして高く評価されている。その代表的な道具の一つが、シェーカーボックス。
裁縫道具や小物、乾物などを入れておくための実用的な道具だった。シンプルで軽く、丈夫。そして、きれいに重ねて収納できる形。一見するととても素朴だけれど、その形や構造には長い年月の知恵が詰まっている。  シェーカーボックスには、特徴的な形がある。それは、楕円形であること。四角い箱の方が作るのは簡単だが、シェーカー教徒はあえてこの形を選んだ。
理由のひとつは、木の強さを活かすため。薄く削った木を蒸して柔らかくし、ゆっくり曲げて楕円形にしていく。この方法は木目を断ち切らないため、とても丈夫な箱になる。さらに角がないことで衝撃にも強く、日常の道具として長く使うことができる。つまり、この形は装飾ではなく機能から生まれたデザインなのだ。  シェーカーボックスのもうひとつの特徴が、側面に並ぶ小さな銅のリベット。
これは木を固定するための釘で、錆びにくく長く使えるという実用的な理由から使われている。この「スワロウテイル」と呼ばれるツバメの尾のような継ぎ目は、今ではシェーカーボックスを象徴するデザインにもなっている。  シェーカーボックスはサイズごとに重ねて収納できるようにも作られている。
収納スペースを無駄にしないための工夫であり、共同生活をしていたシェーカーの人々にとって、道具がきちんと整理されていることはとても大切なことだった。道具を通して、遠い時代の暮らしや考え方に触れる。良い道具であるからこそ、その製法は今も昔とほとんど変わらないまま受け継がれている。時代が変わっても残り続ける道具には、やはり理由があるのだと思う。

パンと音楽とアンティーク

パンと音楽とアンティーク

「パンと音楽とアンティーク」は、おいしいパンと、心に響く音楽、そして日々によりそうアンティークが集う、五感でたのしむ「いいものさがし」のフェスティバル。― パンと音楽とアンティーク公式より ― 3月の終わりに開催される「パンと音楽とアンティーク」。また、3月28日(土)に出店させていただくことになりました。全国からこだわりのパン屋さんやアンティークショップが集まり、クラフト雑貨や季節の植物、おいしいキッチンカーグルメまで、総勢350店がかなりお目見えします。心地よい音楽を覚えながらの出店を、今からとても楽しみにしています。写真はいつかの春の一枚。 当日は桜も見頃になるでしょうか。 2026春】会場:東京オーヴァル京王閣(京王線「京王多摩川駅」徒歩1分)日程:2026年3月28日(土)・29日(日)時間:10:00〜18:00チケット:前売1日券1,600円(1月中旬発売開始予定)/小学生以下無料出店:350店舗(アンティーク、パン、古着、クラフト、アクセサリーなど)主催:パンと音楽とアンティーク実行委員会後援:J-WAVE、調布市

家具を育てる。オイルメンテナンスのすすめ

家具を育てる。オイルメンテナンスのすすめ

ヴィンテージの家具は、使うほどに艶を増し、しっとりとした風合いになるのが魅力です。けれど、乾燥や日々の暮らしの中で、少しずつその艶が失われていくこともあります。そんな時は、ゆっくりとワックスを馴染ませてみるのが良いかもしれません。手をかけるほどに、木の色艶は深みを増していきます。ここでは、チークのローテーブルを例に、オイル仕上げの家具のメンテナンスの方法をご紹介します。  お手入れの前に、準備を綿の布と、Amazonなどでも購入できる HOWARD Feed-N-Wax(ハワード フィーデン・ワックス)。ビーズワックス(蜜ロウ)、カルナバワックス、オレンジオイルからできた、自然由来のワックスです。液体のオイルと比べてベタつかず、自然な艶を出しながら木の表面をやさしく保護してくれます。ヴィンテージ家具のリペアでは、亜麻仁油やひまわり油などの天然オイルがよく使われますが、これらは酸化しやすく、使用後の布を放置すると自然発火の恐れがあります。使用後は必ず水に濡らしてから処分するなど、取り扱いに注意が必要です。その点、HOWARD Feed-N-Wax は自然発火のリスクが低く、半年から一年に一度のメンテナンスには適しています。 お手入れの順番0. メンテナンスの時期メンテナンスに向いているのは、秋や冬の晴れた日。湿気が少ない分、ワックスが乾きやすく、木の表面にも自然に馴染みます。↓1. まずは水拭き / 乾拭きから汚れがある場合は、水でぬらして硬く絞った布で全体を拭きます。そのあとは乾いた布で水気をしっかり拭き取り、よく乾かしてください。本棚など、あまり汚れていない家具であれば、乾拭きだけでも十分です。表面の埃や汚れを落としておくことで、ワックスがムラなく馴染み、きれいに仕上がります。↓2. 小さな面で試すいきなり全体に塗るのではなく、目立たない部分で少しだけ試してみてください。木の種類によって仕上がりが異なるため、色味や質感を確認してから進めましょう。↓3. 薄く、丁寧に塗り広げる布に500円玉くらいの量をとり、写真のように木目に沿って伸ばします。厚く塗る必要はありません。乾いてきたら、必要に応じて少し足していきましょう。 4. 20分ほど、待つそのまましばらく置いて、木がオイルを吸い込む時間をつくります。↓5. 最後は、馴染ませるように拭く20分ほど経ったら、きれいな布で余分なワックスを拭き取ります。やさしく丁寧に磨いていくと、木の表面に自然な艶が出てきます。  北欧のヴィンテージ家具の多くは、1950〜60年代に職人の手によってつくられたもの。そこからおよそ70年の時を経た今も、丁寧に手をかけてメンテナンスを続ければ、100年以上使い続けることができます。是非、お家の家具で試してみてください。