スウェーデンの陶芸家夫妻、マリット&ジョニー・ソーネルによる、北欧ヴィンテージの花瓶です。
花瓶の下の方には、「Svenskt Stengods(スウェーデンのストーンウェア)」「KONSTHANTVERK(工芸品)」そして「M och J Thornell」と記されたラベルが残されています。
丸いフォルムに、いくつかの土のパーツを組み合わせたような、独特の造形が目を引きます。ふっくらとした胴に、上へ向かって立ち上がる部分が重なり合い、花のつぼみを思わせるような姿です。
この花瓶を見つけたとき、どこか映画監督のティム・バートンの作品に登場しそうな、不思議な佇まいに惹かれました。北欧の陶器ではあまり見かけない世界観も気に入り、買い付けたひとつです。
白くマットな土肌には、黒い線や細かな凹凸がところどころに現れています。パーツの重なりによって生まれる立体感と、焼き上がりによって生まれた土の表情が合わさり、シンプルな色合いの中にも豊かな景色があります。艶のある釉薬で仕上げた器とは違い、土そのものの質感を感じられるのも魅力のひとつ。表面にはざらりとした手触りが残り、手仕事ならではのあたたかみが感じられます。
花を生けて楽しむのはもちろん、何も入れずにそのまま置いておいても。枝ものや草花を少しだけ挿して、特徴的なフォルムを楽しむのもよく似合いそうです。
割れや欠けなどのダメージは見られず、良好なヴィンテージコンディションです。詳しい状態は掲載画像をご確認ください。
※多少の誤差はご容赦ください
